Aroma&ivory Blog

福岡市西新にある美容室Aroma&ivoryの情報を発信します!

髪が生えるメカニズム

●毛穴
髪が生える場所。
1つの毛穴からは
2~3本の髪が生えています。
●毛根
毛穴から下部の皮下組織へ埋まっている部分。
髪の成長で重要な役割を果たす毛球を包んでいます。
メラニン(色素)
コルテックス内にある物質で、
髪の色を決めるものです。
これが少なくなると白髪になります。
●メデュラ(毛髄質)
髪の中心部にある組織ですが、
これがない髪もあります。
●キューティクル(毛小皮=毛表皮)
髪の表面にある保護膜のような組織で、
これが壊れると髪が傷みます。
●コルテックス(毛皮質)
髪の内部を形づくる組織で、
髪の強さや、しなやかさのもとです。
●間充物質
マクロフィブリル間をつなぐ物質です。
パーマやヘアカラーを処理するときに
大切な役目を果たします。
●マクロフィブリル
コルテックスの中にある組織で、
繊維状のケラチンタンパクから
できています。
●CMC
キューティクル同士、
コルテックス細胞同士をつなぐ組織で、
ヘアカラーやパーマなどの薬剤の
通り道です。
●ケラチンタンパク
髪の毛は18種類のアミノ酸から成り立つ
これらのアミノ酸は”ケラチン”という
タンパク質を作っています。

髪の毛の主成分(約95%)

ケラチンというタンパク質です。

 

ケラチンは、以外に肌や爪の角質層

形成している成分もあります。

 

同じ成分でも、髪・肌・爪は

それぞれ見た目や硬さが違いますが、

アミノ酸の割合の違いによるものです。

 

髪や爪の成分は硬質ケラチン

肌の成分は軟質ケラチンと言われています。

髪の毛は毛穴から生えてきます。

 

毛穴周りのくぼみの成分は

軟質ケラチンでできています。

 

これが毛根部分で硬質ケラチンへと変化し

髪の毛になります。

 

髪の毛は、

肌の角質層の構造が変化したものです。

 

頭皮構造1

上記写真は

 

毛包とは、

表皮が奥に落ち込んで、管状になっているところ。 この中に髪の毛が入っています・・・

毛包の上部には皮脂腺がある

ここから皮脂が分泌され、

髪と角質層をおおい、守っています・・・ 毛包の中頃に立毛筋と言う筋肉がある

寒さなどを感じると、収縮して、

いわゆる鳥肌を立てます・・・ 毛根の下の膨らんだ部分を毛球と言う

毛球の下には真皮が入り込み、

毛乳頭を形づくっています・・・ この毛乳頭には神経や毛髪を成長させるための

栄養を運ぶ毛細血管が入り込んでいます・・・

 

左図は 毛髪の一番下の部分は

毛母細胞になっており、

この毛母細胞が毛乳頭から

栄養をもらい、次々に細胞分裂

起こし、角化しながら、

毛髪を上へ上へ押し上げて行き 毛髪は伸びて行きます。
毛球部図